ピカード艦長とは ピカードの名言と学びで自分探しの旅へ出よう

ピカード

この記事はスタートレック ピカードの主役、ピカード艦長の人物像を詳細に解説していく記事だ。(ネタバレはない)

 

スタートレック ピカードのシーズン1においてはピカード艦長宇宙艦隊の提督。(物語の最初は元提督)

提督を英語で表すとAdmiral。発音の方は字幕版を観て繰り返し真似てみよう。

 

提督というものはやはりエライ人のことだ。簡単に言うとスタートレック(宇宙艦隊)の世界ではトップの地位にいるわけなのだ。

 

それはピカード艦長がこれまで数々の功績を重ねてきた結果、ふさわしい地位を得られたということに他ならない。

 

この記事では過去最も親しまれてきた呼び方、ピカード艦長で統一する。

 

大人気だったネクストジェネレーションシリーズでは幾度となく惑星連邦に所属する地球を含む多くの星、文明の危機を救ってきたのがピカード艦長

また20以上もの未知の文明(生命体)とのファーストコンタクトも宇宙艦隊ではやはり功績に値するものだ。

 

ピカード艦長はただのおでこの広いユニフォームを着た年配者ではないのだ。ピカード艦長の「ピカ」の部分はひたいの雰囲気をあらわしたネーミングではない。

 

ここまでピカード艦長に対する個人的な見解は差し控えていたが、少し触れておこう。

私にとってのピカード艦長はこの世界で最も尊敬する人物なのだ。あなたもきっとそうだろう。いや、たとえそうでなくともそうなってもらいたい。

そうでないというのは、単純にピカード艦長を知らないという意味を指す。

 

なぜ人一人をここまで魅了させるのか、あなたが知らずにおける訳がない。

ピカード艦長の元気な姿を見るたびに、良かった、まだチャンスはあるかもと思う。

いつかホンモノのピカード艦長に会いたい。実際に見る姿はきっと後光がさし、光り輝くほどに眩しい(ひたいではない)存在に感動し、めまいするはず。

「あなたに会えて光栄ですMr.Picard」と恐らくバッチリな英語で握手を交わしている姿を想像するとジンとくる。

あなたもだろう。

 

ピカード艦長を一言で言うと

ピカード艦長に対する個人的な見方は端的に一言で言うとこうだ。

 

  • 理想のリーダー
  • 目標となる人物

 

一言で表せなくて、二言になってしまったが、あなたの思うピカード艦長像とそう変わらないはず。

 

少し控え目に言ったのでもう少し訂正しておこう。

  • 世界が求める理想のリーダー
  • 人生の目標となる憧れの人物像

字の大きさは控え目にしておく。

 

もう少し細かく見ていこう

 

ピカード艦長の素晴らしい能力としては、

  • 交渉力が長けている
  • 規律、規範を重んじる
  • 自分の思考と直感を信じる
  • 思い切った他者依存
  • 犠牲をいとわない決断力

などと挙げると切りがない。さらに次章から詳細に分析してみよう

 

ピカード艦長の交渉力とは

ピカード

スタートレックのストーリーを通じて最も頻繁に触れることができるピカード艦長の一面が、「並外れた交渉力」だ。

 

スタートレックは宇宙を舞台にした、エンタープライズ号などの宇宙船での出来事が中心にあるが、よくあるSF映画やドラマのような戦い一辺倒のアクション性が高いわけではない。スタートレックはスターウォーズほどには子供向けとはなっていない。

 

ストーリー全体を通しても、ほぼ人と人、または人類と他の種族との間の意思疎通に関するものがメインと言っても過言ではない。

スタートレックにおいては戦闘はごく限られたシチュエーションなのだ。

 

よくあるピカード艦長の意思決定のプロセスはこうだ。

状況把握→決断→行動

この一連の流れは主にエンタープライズのブリッジで行われる。

一例を挙げてみよう。

スタートレックではネクストジェネレーションではエンタープライズ、ピカードではスターゲイザーなどの宇宙船の航行中に予期せぬ事態が発生する。

まずは宇宙船のセンサーなどを駆使してデータを収集する。状況把握を行うのだ。

まずは何の情報を求めるかという判断が起こる。指示されたクルーがセンサーなどで得た情報を説明し、スクリーンに投影する。

その場で最低限でかつ最も的確な者の意見を聞く。

そして、ピカード艦長が決断をする。

 

こんなシーンがスタートレックでは繰り返される。

 

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ピカード艦長の状況把握とは

事態の状況を適切に判断するために他のクルーから情報の報告を得たり、意見を集める。

 

その時々にふさわしいクルーに指示し必要最低限で十分な情報を得る。

 

さらに必要であれば副長などの上級クルーにも意見を求める。

 

ピカード艦長の決断とは

ピカード艦長の下す決断はとにかく早い。迷いなくすぐに決断する。

 

決断に躊躇して手遅れになるのは最もあってはならない結末。

 

誰もが決断を見いだせなくとも、白黒をつけなければならないような時こそ、真のリーダーの力が試される。

 

ピカード艦長の行動とは

ピカード艦長は自身ですべきこと、任せるべきことを理解した上で即座に行動に移す。

 

当然うまくいかない時もある。

 

しかし悲観的に投げやりな行動は行わない。

トライアンドエラーで決してあきらめないのだ。

 

他者の意見は聞くが決断は自らが行うものとして勇敢に困難に立ち向かう。

 

ピカード艦長の規律を重んじる姿勢

スタートレックの世界では中心となるルールとしては惑星連邦の同盟関係での条約がある。

惑星連邦の宇宙艦隊は国家でいう軍隊であり、ルールを取り締まる警察でもある。

行動はルールに基づいたものではあるが、それが悩ましい事態を招くこともある。

ピカード艦長の交渉におけるよりどころは規範に基づくもの。

 

自分の思考と直感を信じる

強いリーダーシップと共に数々の経験、実績を背景にして築いた自己があるからこそ、ぎりぎりの崖っぷちにおいてもピカード艦長は揺るぎない判断ができる。

どうしていいかわからない袋小路に迷い込んでさえ、突破口を見出す能力をピカード艦長は発揮する。

正解が無い問題、正解を導くための根拠が無い、当てずっぽうに近いもので判断を下さないといけないとき、どうやって正しく導くことができるだろうか。

ピカード艦長はこれまでの経験と、そして運を招きこんで困難の中を突き進む。

ここで言う経験とは同種の問題解決の経験の数の多さではない。イチかバチかの判断を下した経験の数のことなのだ。

それはサイコロを転がして6の目が出るのを言い当てるのに等しい。ギャンブルを勝ち抜く能力とも言える。

それは、運というものなのだ。

 

思い切った他者依存

自分は完全ではない。何が弱点かを知っている。知らないことを知ったふりで繕ったりはしない。

ピカード艦長の苦手とするところに子供の扱いがある。幾度か克服しようとする場面があるが、なかなか難しいものがあるようだ。

 

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まとめ ピカード艦長はポーカーゲームを超えるゲームチェンジャー

ピカード

スタートレック ピカードのシーズン1の最初の場面にポーカーゲームを楽しむシーンがある。

 

スタートレック ネクストジェネレーションシリーズの中でも、ポーカーを楽しむクルー達のシーンは数多く存在する。

 

特に印象深いのは、ピカード艦長よりも、副長のライカーのポーカーフェイス振りだ。

 

副長であるライカーの役柄通りに、いつも勇敢で、攻めの姿勢で心の内を見せないポーカーで勝利するシーンをよくご存知だろう。

 

しかし、あなたはピカード艦長がポーカーで勝利するイメージをお持ちであろうか。ピカードはポーカーでは名プレイヤーではない。そんな風にピカードは物語では描かれていないのだ。

 

一見カードゲームのポーカーは勝つか負けるかしか結末はないように思われる。特に一対一でプレイする場合だ。一人が勝って、もう一人が負ける。

 

多人数のポーカーは負けない終わり方もある。勝負を降りるという選択だ。

 

ポーカーはゲームだ。ゲームには負けるという結果があり、その事実は受け止めないといけない。

 

ピカード

外交を始めとする交渉には負けという結果はあってはならない。

 

負けは時として死をも意味するからだ。

リーダー一人の死は、全員の死をも意味する時においては、負けないという選択肢をいかにして見出せるのかが重要だ。

ピカード艦長はポーカーをしないという選択肢を持っている。それは別のゲームへいざなうものであるとも言える。

 

勝負は捨てないが、ゲーム自体を変えてしまうのだ。

 

その場面で新たなルールのゲームを創り、有利な戦いを行う。ゲームチェンジャーとしての素晴らしい能力を発揮するのだ。

 

そして、その結末は二つ

  • 相手に勝たなくてもいい、しかし決して負けない
  • 相手も自分も勝つ

 

社会で生きていく上では数々の判断や決断が迫られ、その結果が今の自分に結びつく。

如何に最善の道を進むのか、その答えはピカードの物語に存在する。

 

これらのピカード艦長学び、そして数々の名言は、スタートレックの数多くの作品に散りばめられている。

 

どのストーリーを観ればいいのか。

 

作品はたくさんあり過ぎるので、別記事でおすすめのストーリーを紹介していこう。

 

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